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指揮者-2 [オーケストラ]

今日の記憶に残る指揮者はセルジュ チェルビダッケです。
彼は幻の指揮者と言われ名前は聞いたことがあるがレコードやCDでは聴いた事がないという録音嫌いな人でした。
ですから1977年に来日し読響を振ることに決まったときには音楽界にとってビッグニュースでした。
我々も期待と緊張がいっしょになったような異様な気持ちでした。
練習時間帯は大幅に変更されて一つの演奏会に対して1日6時間×6日間行われました。
曲に関する解釈からはじまって、その要求に対してどのように演奏するか、細かく指示されました。
特にピアニッシモは自分の出している音は聞こえないくらい要求され、緊張の連続でした。
そのようにして出来上がった音楽は、すばらしいものでした。聴衆の皆さんはいままで聞いたことのないオーケストラの音がしてた、と話してくれました。
翌年にも来日し計4回演奏会をやりましたが、2度目の時からは皆も指揮者はこういう事を要求してるんだな、と理解できるようになり、楽しんで弾けるようになりました。
今はかなりCDも出てるようですね。それでは又次回に!

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